【無二 2019】 (2026年入札)
【きき酒による評価(総評)】
華やかでフレッシュな吟醸香に、青リンゴや洋梨、白桃、バナナを思わせる果実香が広がり、上品なフローラルさとほのかなハーバルなニュアンスが調和しています。口当たりは滑らかで、透明感のある酒質に程よい旨みと心地よい苦み・酸味がバランスよく溶け込み、食中酒として高い完成度を備えています。熟成による円みや旨みの融合を感じさせながらも、若々しいフレッシュさを残しており、現在でも十分にお楽しみいただけますが、それよりも期待できるのは、さらなる熟成による一層の深みと複雑さにも期待が高まる一本です。
【入札者コメント】
私はこれまで3回、黒龍熟成酒入札会に参加し、多くのヴィンテージを試飲してきました。その中で最も心を惹かれたのが、2017年と、この2019年です。
理由は、このお酒がまだ完成形ではないからです。
今味わえば、黒龍らしい梨を思わせる上品な吟醸香、透明感のある酒質、ほどよい甘み、そして若々しいキレを楽しむことができます。しかし、その魅力は「今」だけではありません。
2017年ヴィンテージは、2022年の入札会で飲んだ時と、4年後の2026年に再び味わった時では、まるで別のお酒でした。角が取れ、香りはさらに奥深く、まろやかさと透明感をまとい、極上の熟成酒へと見事な進化を遂げていたのです。
その体験があるからこそ、私は2019年にも同じ可能性を感じています。
この一本は、造り手だけでは完成しません。最後の熟成を担うのは、所有するあなた自身です。
決して安価なお酒ではありません。しかし、一本を今味わい、もう一本を5年後、10年後へと託す——。その時間までも楽しめることこそ、この熟成酒が持つ何よりの価値だと私は思います。
「飲むために買う」のではなく、「未来の一本を育てるために手にする」。
それが、この2019年ヴィンテージの最大の魅力です。
■スペック:氷温熟成酒
■醸造元:黒龍酒造株式会社 福井県吉田郡永平寺町
■原料米:兵庫県東条産 山田錦100%(精米歩合35%
■ アルコール分:16.8%
■ 内容量:720ml
■ 原料米:兵庫県東条産 山田錦100%
■ 仕込水:九頭竜川の伏流水
水質:軟水(硬度40mg/L)
■ 精米歩合:35%
■ 火入れ:火入れ
■ 日本酒度:+5.5
■ 酸度:1.3
■ アミノ酸度:1.1
■ グルコース:1.6
■ 酵母:KadX-ON(蔵内保存酵母)
■ 保管方法:要冷蔵
■ 配送方法:クール便(送料無料)
■ 備考
・火入れ酒
・氷温熟成酒
・720ml詰
・ロットナンバー印字
・入札会証明書付き
・本漆塗木箱入り
・総醸造責任者:畑山 浩
「黒龍 無二 2019 純米大吟醸原酒 (2026年入札) 720ml」QRコード
